さて、今回の記事は、アドワーズのイメージ広告に関するちょっとしたTips。
イメージ広告って下図のように広告画像の下11ピクセル分(「スカイスクレイパー」「ワイドスカイスクレイパー」は22ピクセル分)の空きスペースが入り、そこにリンク先URLと「Ads by Google」のクレジットが入ります。
このクレジットはGoogle側で自動的に挿入するようになっています。
もともと実際にこちらで作成した広告画像は下図の通りクレジットは入っていません。
実はこの「Ads by Google」クレジットが入るスペースがちょっとした問題を引き起こす可能性がありまして、それが当記事の本題です。
という訳で、上記に提示した2枚の広告画像。画像サイズはどっちが大きいでしょうか?
「『Ads by Google』クレジットのスペースの分1枚目の画像の方がちょっとだけ縦に長いんじゃないの?」
と、思いたいところなんですが、実は答えは両者とも同じサイズなんです。
1枚目の画像は2枚目の画像から11ピクセル分縦方向に画像を圧縮して、空いたスペースにクレジットを挿入しています。
その証拠に2枚の画像を並べてみましょう。
少し分かりにくいかも知れませんが、よくよく比較すると左側のクレジット付画像の方が全体的に微妙に構図が上寄りになっているのがお分かり頂けるかと思います。
この記事でサンプルに使用した広告画像はレクタングル(大)という比較的縦方向のピクセル数の大きなサイズの広告ですので、圧縮の影響は少ないのですが、特に縦方向のピクセル数の小さい「バナー」や「ビッグバナー」では、この事を考慮していないとアップロード時とは大きく異なる画像が表示される可能性もあるので要注意です。
個人的にはわざわざこんな事させるくらいなら、最初からクレジット分のスペースを差し引いたサイズの画像をアップさせるようにすれば良いのに・・・・と思わずにはいられないのですが。
【追記】
最近のアドワーズイメージ広告では、下記の広告のようにオンマウスで「Ads by Google」と表示の出る形式があります。
(他社の広告のため修正しています)
この場合の画像サイズはちゃんと実寸大でいるんでしょうか?
という事で、この画像のプロパティを確認したところ、やっぱりこのケースでも11ピクセル縦方向に圧縮されていました。