※ この記事は「ほくりくの技術士・第56号」に寄稿した原稿を転載しました。
さて、先回はGoogleが提供するネット広告「アドワーズ」のお話をさせて頂きました。
そこでは、アドワーズは、他のメディアの広告と比較して
・その広告がクリックされ、HPに訪問された時点で初めて広告費が発生する成果報酬型の料金体系(掲載自体は無料)。
・低コストな広告媒体(最安1クリック1円)
・成果を測定する事が出来る(表示回数やクリック率等のデータを管理画面上でリアルタイムで確認可能)
といった利点があるというお話をさせて頂きましたが、今回のコラムではその続編として、実際に広告作成にあたってのケーススタディ的な内容をご紹介したいと思います。
という事で、ナニコレ?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、これは私が実際に掲載しているパソコントラブルサポートに関する広告です。今回はこの広告を例に解説を試みたいと思います。
さて、この広告は、最初からいきなり作成した訳ではありません。
下記のような段階を踏んだ上で結果として上記のような広告の出稿に至った、というのが大まかな経緯です。その工程としては
① 業務上得た、ある気づき
② その気づきをベースにしたテキスト広告の作成
③ その広告のクリック率を測定
④ テキスト広告に沿ったランディングページを作成
⑤ そのランディングページの内容に沿った画像広告を作成
のようになります。
以下、各項目に付いて詳細を述べたいと思います。