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経営革新塾もセミファイナルPART2

という事で、8回シリーズの経営革新塾も第7回目も、ようやく本題へ。
「クロスメディアを意識した販促」に突入と相成りました。

ネットは、そもそも検索してもらわないと始まらない。検索してもらうには、まず知ってもらわないといけない。
そこで有効になってくるのが、従来のアナログ媒体やマスコミという事です。
実際私もこの記事書いている最中に「和紗」というアーティストを検索したんですが、なぜ検索したかと言えば、FMラジオをかけていたら気になる曲が流れてきたので、アーティスト名をラジオ局のサイトで調べて検索してみた訳です。これなんかまさにアナログ媒体やマスコミが検索のきっかけとなった事例ですよね。

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また、TV(特に少し前なら、みのもんたの動向)や雑誌から旬の話題を取得し、それをキーワード化してコンテンツ広告に取り入れる施術を行う上でも、アナログ媒体は有効なんです。

そういったレクチャーの後は、プレスリリースのネタの探し方や書き方の話へ。

プレスリリースは、掲載の可否や掲載内容、掲載されるタイミングのコントロールが難しいというデメリットがあるものの、メディアのフィルターを通した情報だから受け手にとって信ぴょう性の高い情報となり、何よりも誰でも無料で何回でも投げ込める点が魅力です。


また横田さんがマスコミのツボをよくご存知で、マスコミに歓迎されるのはどんなネタで、それをどう書き込み、どういったタイミングで投げ込めば効果的かを熟知されている様子は、舌を巻かずにいられませんでした。NICOの広報力パワーアップセミナーでも聞けなさそうな裏ワザ的なネタもチラホラ散りばめられて、なかなか聴きごたえのある内容でした。

挙句、クライアントの2軒の写真店(2軒なのがミソ)のネタを番組企画としてテレビ局に持ち込んだエピソードは「横田さんアナタ一体何者?」と思わずにいられなかったです。


という事で、経営革新塾もあと1回を残すのみ。最終日は宿題提出日でもあるので、そろそろ取りかからないと。
なんだかン十年ぶりの夏休みの宿題の気分。

経営革新塾もセミファイナル

という事で、8回シリーズの経営革新塾も第7回目。
今回は「クロスメディアを意識した販促」という事で、ネット以外のメディアも活用して相乗効果を出しましょう、という内容でした。

が!その前に実は先回の「ソーシャルメディアの活用」の講義内容がまだ終わっていなく、その続きからスタートという、まさかの展開!

先読みリテラシーゼロの私が、先回のテキストを持ってくる等という気の利いた行動を取る筈もなく「ふっふっふっ、こんな事もあろうかとオレはちゃんと先回のテキスト持ってきたぜ」顔の他の受講者さんを横目に、テキストなしでの受講を余儀なくされたのでした。

そんなソーシャルメディア活用法のレクチャーはYouTubeからスタート。

個人的には、機能的にはUSTREAM>YouTubeって印象なので、正直「今さらYouTube?」って気もしないでもないのですが、視聴数や、Googleアドワーズとの連携(動画広告が出稿できる)、オーバーレイ広告といった面では依然YouTubeが優位なようです。

とは言うものの、こういった機能もそう遠くないうちにUSTREAMにも採用されるでしょうから、個人的には「今から始めるならYouTubeよりもUSTREAM」という印象は拭えませんでした。

続いて実際に動画を活用したサイトの事例紹介があり、アーン♥♥なお店の事例や動画を使ってコンバージョン率が最大2%(!)も上昇した神戸のスイーツ店の事例が紹介されておりました。

このアーン♥♥なお店の事例紹介では横田さんのテンションもMAXに。
ムッツリな私は表面上無関心を装いましたが、でも帰宅後しっかり該当サイトを隅々まで閲覧した復習したのは言うまでもないでしょう。

まぁ、そんな事はさておきまして、講義は続いてUSTREAMのレクチャーへ。

USTREAMと言えばネット生配信ですが、ここでは誰でも手軽にネット生配信出来る事が、ネットビジネス上どんな意味を持つのかというレクチャーがありました。
つまり、

ネットで生配信→生だから編集不可→良くも悪くも全てをさらけ出す・ダダ漏れ→ゴマカシが効かない→正直に商売している人が評価される

という流れになっていくそうです。

昔TVで、Mr.マリックが競馬の予想を書いた紙をレース前に封筒に入れて、その後レースが終わるまでノーカットでカメラを回して、レース終了後に開封するというシーンを見ましたが、それに少し似ている話なのかな、という印象を受けました。(もっともMr.マリックの場合は例えノーカットでもバレない種や仕掛けがあるんでしょうけどね)

まぁ、個人的には、発信する方は自分のプライバシーも含めてネット上に動画という大量のトラフィックをダダ漏れさせて、受ける側も長時間掛けてそれを視聴するという状況になるとは正直考えにくいかな~、という気がしますし、今はまだまだユースト自体が物珍しいから正直者が評価されるという図式が成り立つけど、今後みんながユースト配信するようになってくると、自分のダダ漏れを視聴してもらうためには、ゲイリー・ヴェイナー・チャックとか高田社長みたいなパフォーマンスが上手い人が有利になるんじゃないかという風に感じています。

(横田さんは、そのためにも一刻も早く始めて先行者利益を得よう!という事も仰ってましたが)

そして、今回ゲスト講師として登場した武田金型製作所・武田修美氏からは、事例紹介として、工場の様子や商品企画会議の模様をユースト配信したり、そらのさんとのコラボに成功したエピソードの紹介がありました。

・・・という事で、経営革新塾第7回目のうち先回「ソーシャルメディアの活用」の残り分に関する講義の感想はここまで。本チャンの「クロスメディアを意識した販促」の内容は、また別記事って事で。

アドワーズ広告で見えてきた?意外な潜在顧客

さて、当サイトは今月からPPC広告(Googleアドワーズ)を始めています。
アドワーズ独特の専門用語にもようやく少し馴染みが出てきて、システムも段々分かって来つつある今日この頃。

分かってくると、アドワーズも結構楽しくて、あの折れ線グラフやら色々数字が入り交じっている管理画面は、GoogleAnalyticsも一緒なのですが、アドワーズの場合は、お金が絡んで来る訳でして、俄然分析にも気合が入ってきます。多分ネットで株とかFXやってる人の気持ちってこんな感じなんだろうなと思ってしまいます。

そんなGoogleアドワーズ。色々見ていくとAnalyticsとはまた違ったデータが見えてきて、なかなか興味深かったりもします。

そういう意味では、アドワーズは単なる広告ツールだけではなく、Web分析ツールとしても使い応えのあるツールなのかなという感触です。

何が興味深いかというと、具体的には「検索キーワード(検索クエリ)」と「参照元サイト(プレースメント)」の2項目が挙げられます。

まず、検索キーワード(アドワーズ的には検索クエリ)ですが、ここで出てくるキーワードがAnalyticsで取得できるデータとは全くの別物でして、中でも地名が目立つんです。

これらは恐らくGoogleマップ経由かと思われるのですが、「横越中央2丁目」のようなざっくりしたワードから「山二ツ○丁目○番○号」というピンポイントなワードまで色々出てきます。こういったデータから何となくマーキングすべきエリアが見えてくるような気がします。
とは言うものの「長岡市 パソコン修理」に関してはどう対処したものか思案中。

続いて、参照元サイト。これは特に「どんなブログから飛んできているか」が興味深いです。

ざっと見た限りでは、アキバの中古PC通販店ブログだったり岡山の釣具店ブログだったり、はたまた亀田和毅オフィシャルブログ(キーワードに「亀田」を設定していたのが原因?)まで、色々ありますが、そんな中ちょっと目を引いたのが亀ジャに出店しているGAL系ショップのスタッフブログ。

そのブログにアクセスしてみるとまずデザインが「押切もえプロデューススキン」。
黒と紫を基調にしたオサレ~な感じです。

さらにググッて行くと、このお店の求人情報ページに辿り着くことに成功。(注:募集期間は既に終了)
それによると

18~22才の女の子をターゲットに、「モテる」「カッコイイ」「カワイイ」服を揃えています。
取り扱いブランドは、「DELYLE」「R・F」「goa」などのマルキュー系ブランドです。

なんだそうです。

「マルキューって何だ?」と10分くらい悩んでしまった時点で既に終わっている感じですが、これらの情報を元に、このブログから当サイトに訪れた人をプロファイルすると

  • 新潟在住アラハタ女子
  • 憧れの人は押切もえ
  • プチ肉食系?

といった感じでしょうか?

多分実際にお店に行ってみれば、もっと詳しい情報が得られそうですが、多分見えざる壁に阻まれて入店は不可能でしょうから、市原悦子のごとく近くの柱の影からそっと覗き込む方向で対応したいと思います。

オンリーワンじゃなきゃダメなんですか?

先日、新潟駅前の洋風居酒屋カリスさんにお邪魔させて頂きました。

ライブイベントのイメージが強い同店ですが、実は料理にハンパなく注力しているお店でもあります。

今まで何度か集団で入店した事はあるんですが、一人飲みは今回が初めて。
2時間飲み放題が2000円という新潟駅前とは思えない価格設定で、ほぼ飲みに専念し、各種アルコール飲料を堪能させて頂きました。

で、そんなカリスさんで注文した数少ないフードメニューのうちの一つがホルモン焼き(正式メニュー名失念)。

実はこのホルモン焼き、単なるホルモン焼きではなくて、牛モツにポコッと脂塊が付着しているという新潟ではなかなかお目に掛かれないもの。
モツのボイル時間を短めに処理する事でこのような脂塊が残るようなんです。

実際新潟で入手するにはちょっと特殊なツテが必要だそうでして、それが新潟ではなかなかお目にかかれない所以なようです。

そんな牛モツ・フィーチャリング脂塊ですが、これがなかなかの絶品でして、思わずお店の人に「コレ凄い旨い、メチャメチャ旨い。こんなの他所の店じゃ食えないよ!」と、やかましいくらいに絶賛してしまいました。(なにしろ酔っぱらいだからね)

それに対して、並のお店ならここで「そうでしょ?新潟でこれが食べられるのはウチくらいなもんですからね」くらいの事を言うのでしょうが、ここのお店は、その辺謙虚でして「ウチは冷凍物使っているけど、万代行けば生モツ使ってる店あるんですよね~」とやけに卑下する始末。

でもね、その万代のお店のホルモンがどんなもんか知らないけど、ここのホルモンだって絶品ですよ。

こういうシーンに出くわすと、多分テキトーコンサルあたりが「冷凍モツを使っているようではまだまだオンリーワンとは言えない」とか説教垂れたんだろうな~、などと私は勝手な妄想を繰り広げてしまうんですが、何がなんでもオンリーワンだとか差別化だとか、いちいち言い過ぎ!という思いがあるのですよ。どうもスマップの「オンリーワンがどうたら」という歌がリリースされた辺りからそういう傾向に拍車がかかったような気がするんですが、だいたい世の中そんなに個性だらけだったら収拾つかんだろうが、と思ってしまいます。

まぁ、そんな訳で、ホルモン焼きにかこつけて、何時の間にやら自分の日頃の鬱憤をブチ撒ける場にしてしまいましたが、世の中何でもかんでもオンリーワンだったらいいってもんじゃない、むしろオンリースリーくらいでも良いんじゃね?と、感じた次第なのでした。

オレ流ソーシャルメディアの雑感アレコレ

今話題のソーシャルメディア。実は私こう見えてソーシャルメディアとの付き合いは結構古かったりします。


当時はまだインターネットもぼちぼち世間に名前が知れ渡り始めた時期だった1997年ごろ。


通信手段もFAXみたいに電話回線に「ピーゴロゴロ」って音流してデータのやり取りをゆっくりするという時代でした。

接続するのも、今みたいに接続しっぱなしではなく、必要なときだけ繋げるという感じ。
(繋げた分だけ通話料金が掛かるので、こまめに切らないとNTTの請求書が大変な事に・・・)


当然「ネットで動画」なんて夢のまた夢状態です。



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そんな時代のソーシャルメディアって一体なんじゃらホイ?という話になりますが、当時は、ネットといえば「パソコン通信」というメールと掲示板とチャット機能がメインのサービスが主流でした。


(まぁ、パソコン通信がソーシャルメディアと言えるかどうかは異論もあるかと思いますが、ネット上で双方向的なやりとりがあるという部分で、ここではソーシャルメディアに加えさせて頂きます)



そんなパソコン通信サービスを提供する会社は当時何社かあり、他にもボランティアが運営するパソコン通信サービス(草の根BBS)が多数乱立している状態でした。


そんな数あるパソコン通信サービスの中で、私は「NIFTY-Serve(大手プロバイダーである@niftyの前身です)」というパソコン通信サービスを利用していました。



なぜ私はわざわざNIFTY-Serveを選択したのか?


と「わざわざ」という言葉をつけたのはもちろん理由がありまして、実はNIFTY-Serveって高かったんです。

利用するにはNTTへ支払う通話料金の他にNIFTY-Serveへの料金が利用時間に応じて設定されていました。今でいえば割引サービスに入ってない携帯通話料金くらいの感覚でしょうか。


他の商用パソコン通信サービスなら月額定額コースもありますし、草の根BBSならNTTへの通話料金のみで利用可能なのに対し、割高感のあるサービスでした。


そんな割高なNIFTY-Serveを始めた理由は、非常に単純でして「知人がやたらと勧めてきた」からです。

そしてその後NIFTY-Serve内で知り合った人たちが増え、何かを書けば誰かが返してくれるという状況が数年間続き、その間NIFTY-Serveにどっぷり漬かっていた時期がありました。



と、むかし話はこの辺にしておいて、今にして思うと、実はソーシャルメディアに入り込めるかどうかは「身近(出来ればリア知人)に、そのソーシャルメディア内で絡む相手がいるかどうか」がターニングポイントなんじゃないかな、って気がします。


事実、その後の私のソーシャルメディア遍歴を見ると、あちこちのソーシャルメディアに手を出してみたものの、結局今現在アクティブなのはツイッターのみ、という状況です。

このツイッターもアカウントを取得して半年近くは放置状態でした。

しかし、周囲にツイッターをやっている人がチラホラいることが分かってからは、だんだんつぶやくようになってきたんです。


そして今ハマりつつあるのがmixi。

「今さらmixiかよ」という感じでしょうが、数年間放置していたmixiに、ツイッター上の私のつぶやきがダダ漏れするよう設定したところ、表示されるつぶやきに対して絡んで下さるマイミクさんが結構いらっしゃいまして、そうなってきますと私も俄然mixiに対するモチベーションが上昇して来た訳です。


恐らくmixiボイスの場合、ツイッターにはない「イイネ!」ボタンもある事から、わざわざコメントを書かなくとも気軽に絡める機能の存在も功を奏しているのでしょう。


そんな訳でソーシャルメディアに大切なモノって結局のところ、会員数とか色んな機能とかよりも「いかにその会員に絡む人を身近に用意できるか」そして「絡む人が絡もうと思ったときに即絡める『絡むオンデマンド』な体制を敷く」事が重要なんじゃないかなって気がしてきています。


その辺、ツイッターやFacebookは、仕組みがすごく巧みですよね。

「この人友達なんじゃないの?」とユーザの友達候補を表示させてきたり「フォロー」ボタンや「いいね」ボタンをしつこいくらいに配置したりして「いかにして利用者の周りに絡む人と機会を増やす」かを徹底的に考えているように思えます。


と言いつつも実は私自身は今のところFacebookはほとんど使っておりません。

その理由として「Facebookは色んな情報が同一タイムラインにごちゃ混ぜに出てきて訳がわからんから使う気にならない」という事にしておりますが、実際のところFacebook内に、私に積極的に絡んでくれる人が今のところいないというのが、Facebookを使う気にならない最大の原因なのかな、と、この記事を書きながら思い直してみました。


もし、そんな私に対してが積極的に絡んでくれる人が現れれば「ごちゃ混ぜ」も「訳がわからん」も乗り越えて、こちらからもガンガン「絡み返し」をして行くことでしょう。




かつて、私が他のパソコン通信サービスと比べて割高なNIFTY-Serveを利用したり、一度離れたmixiにまた戻って来たように。

あなたの携帯メールアドレスは大丈夫?アドレス帳に登録できなかった理由とは

先日新規にPCを購入されたお客さま。


私の方で、無線LAN設定・無線ネットワークプリンタ設定・メール設定の対応をさせて頂いたんですが、
それから2日後、突然の電話が・・・・。


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なんでも、お客様自身の携帯へPCからメールの送信ができないとの事。


(おかしいな~、メールの送受信は問題なくできる事は設定時に確認済みなのに・・・)と、内心思いつつも、
お客さまの帰宅時間に合わせて緊急訪問する事に。


改めて対面で事情を伺うと

  • PCに自分や知人のメールアドレスを登録してみた
  • 知人のメールアドレスは登録できたけど、自分の携帯メールアドレスは登録できない
  • 会社のPCなら、自分の携帯メールアドレスは問題なく登録できるのに・・・・



という状況との事。う~ん、会社のPCには登録できるのに、何でこっちのPCには登録できないん
だろう?それもご自身の携帯メールアドレス限定で・・・・と思いつつ、Windows Liveメールの
アドレス帳を開いてビックリ!


なんと!そのお客さまの携帯メールアドレス「●●●●●●.@docomo.ne.jp」というものでして、
「@」のすぐ前に「.」があるという不思議なアカウント。
メールアカウントに、この文字列を使用するのってアリなの?というのが正直な印象でしたが、
現実問題としてそのアドレスをお使いなのだからアリなのでしょう。(後日知人に確認したら、
ドコモとauは、携帯メールアカウントにこういう文字列を使用するのを許可しているっぽい
模様なようです)


改めて事情を伺うと、お勤め先のPCはXPマシンで、当然メーラーはOutlook Express。
どうやらOutlook Expressは、このようなメールアカウントでも登録できちゃうけど、
Windows Liveメールでは、イレギュラーなアカウントと判断してアドレス帳に登録させて
くれないというのが原因のようです。



現在は、まだまだメールソフトのシェアとしては、Outlook Expressの比率が大きいけど、
今後Windows7マシンが普及するにつれて、Windows Liveメールの比率が上昇して
いくのは間違いないので、恐らく今回のようなトラブルも徐々に増えていくものと思われます。


もし、現在お使いの携帯メールアドレスの「@」のひとつ前の文字がアルファベットか
数字以外の文字になっている場合、もしかすると今後PCからメール送信ができないという
ケースが急増するかも知れません。


もしあなたの携帯メールの「@」の前の文字が「.」とか「-」とか「_」で終わっている場合、
今のうちにアドレスを変更したほうがいいかもよ、という教訓でした。

第5回経営革新塾リターンズ

さて、一部の読者様(てか実はご本人様からですが)より「横田さんの講義に関する記述がない」というご指摘を頂きましたので、第5回経営革新塾に追記します。

なぜ昨日投稿した記事では、横田さんの講義内容に触れなかったかといえば、ぶっちゃけ私がネット広告に関する基礎知識が薄くて、講義内容を追っかけるだけで精一杯だったという事情もあったりします。
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なので、今回の記事に関しては、いつもにも増して誤解・曲解が多そうな気がしますので、お読みになる際は「話半分」位のつもりでお読み下さいませ。

という事で、今回の講義内容はネット広告な訳なのですが、今回の講義で紹介された広告は

  • 検索キーワードと連動して表示されるキーワード広告(例えば「海外旅行」と検索したら「海外旅行」の広告が表示) 
  • キーワードと関連した広告が表示されるコンテンツ広告(例えば「海外旅行」と検索したら「英会話学校」の広告が表示)
  • ネットユーザのサイト閲覧履歴や検索履歴等からそのユーザの興味関心に応じた広告を表示されるYahoo!インタレストマッチ広告 (正直素人にはオススメ出来ないっぽい?てか熟練者でも苦戦している分野)

の3種類が挙げられていました。
で、広告分野に関してもYahoo!とGoogleは今後統合されるわけですが、Yahoo!インタレストマッチ広告に関しては、提携後もYahoo!独自のサービスとして残る模様です。

そんな訳で、色々あって混迷模様なネット広告ですが、やはりネット上で商売するなら避けて通れない存在。

そこで、前々回のキーワードマーケティングの回で紹介のあった「横田理論」が今回もまたまた登場。

実際にそれを使って、ネット通販を行なった場合に広告費(顧客獲得コスト)をいくら掛ければ、いくら売れて、その結果いくら儲かるか(あるいは損するか)という実習もありました。

ちなみに私は物販するモノがないので、手作り餃子でシミュレーションしてみましたが、案の定売値を相当高くしないと粗利が出ないという結果に・・・。仮に実際にネット上で餃子を売ろうとしたら相当付加価値を付けないと、儲けを出すのは厳しそうです。(;_;)

他にも、私がいま実際にやろうとして四苦八苦しているGoogleアドワーズ3,000円分無料お試し件の紹介や、キーワード広告文とコンテンツ広告文作成のノウハウ(実際やってみると特に余計な文字は入れない事が重要と感じました。広告本文は全角34文字以内とツイッターより遥かにシビア)や出稿する際の裏技、Yahoo!やGoogleが広告に関して主張する「ウソではないけれど、実は本当の事でもない」知らないとソンするいくつかの罠などがレクチャーされていました。

怒涛の混乱の余韻残る第5回経営革新塾はSEM

さて、Yahoo!とGoogleの電撃提携発表から1週間経過した8月3日。経営革新塾インターネット売上拡大セミナーも第5回を迎えました。

 

 

先回のセミナーは、Yahoo!とGoogleの電撃提携発表直後の混乱の中での講義となりましたが、さすがにそれから1週間も経つと、提携内容の詳細も少しずつ情報が入ってくるようになってきていました。

 

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例えば検索結果もGoogleが提供する検索結果をそのまま使うのではなく、Yahoo!独自にカスタマイズした検索結果を出力したり、Google側もヤフオクの情報が検索結果に出るようになる等、お互い情報のやりとりを行う形になるようですが、それでいて互いのデータは完全に分離して、いつでも縁が切れるようになっているそうです。
なんだか芸能人が結婚しても財産の名義は別々のままにするような、そんなイメージを連想してしまいますが、もうこうなってしまうと正直何がなんやらという感じです。今回の提携は事前に公正取引委員会に根回ししているそうですが、レクチャー受けた公取委側も、その複雑さにさぞ面食らったんだろうな、という気がします。

 

 

結局のところ、この提携の全容を知るには、提携システムの稼働を待つしかなさそうです。

 

 

さて、そんな第5回の内容はSEM(キーワード広告・コンテンツ広告)でした。
実はSEMのノウハウというのは結構難しいようで、それは、今回のゲスト講師は県内では適任者が見つからず、はるばる郡山からお越しになった事からも伺えます。
そんなはるばる郡山からお越しになったアット企画・西村氏からは、

 

 

 ・ コンテンツ広告はハードル高い。これから始めるならキーワード広告がオススメ
・ キーワード広告で物販やるなら、粗利の取れる商品かオリジナル商品で勝負すべき
(ちなみに西村氏が扱っているのは革製品用洗剤)
・ ネット上には意外と衝動買いする人がいる。
・ キーワード広告は地域サービスと相性が良い
・ ただし、広告を出す前に成約率の高いHPを作り込む
(成約率の向上は容易ではないが、クリック率を上げるよりは容易)
・ 実はSEOはリスキー
1.手間がかかる(広告なら最短1時間で始められる)
2.手間をかけても順位が上がるとは限らない(広告なら確実に表示できる)
3. SEOは突然順位が下がる事がある。順位をコントロールできない。

 

 

といった貴重なレクチャーがありました。
この講義では、ゲスト講師のレクチャー内容はテキストとして配布されないので、とにかく毎回メモを取りまくるのですが、実は私自身今回は一番多くメモを取りました。WEBショップで高い成果を収めている西村氏のレクチャーは非常に参考になりました。

 

 

そんなキーワード広告ですが、Googleでは3,000円分の無料おためし券が用意されていますので、まずはそれを使ってGoogleアドワーズ管理画面から慣れるところから始めてみたいと思います。(Googleアドワーズ管理画面は、結構操作が面倒らしい。まぁGoogle Analytics管理画面からして面倒ですからね)

 

 

 

第4回経営革新塾は大波乱

経営革新塾の第4回目は、ネット界に大激震が襲った7月27日(もはや「7.27」という表現のほうがピッタリかも?)の開催でした。
Yahoo!がGoogleとの提携を発表するという、大番狂わせがあったこの日のテーマは、よりによってSEO。

 

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そんな訳で、Yahoo!とGoogleの経営理念の違いに起因するアルゴリズムの違いを交えつつ、SEOを解説していく、という当初の講義段取りがズタボロとなってしまった様子は、少々気の毒だったのですが、受講する側としましては、提携発表後、恐らく日本で最初に開催されたであろうSEOセミナーを堪能させて頂きました。

まず、今回のゲスト講師は、株式会社幻の酒 代表取締役 松本伸一氏。
この方はとにかく実践型。被リンクを増やすために40近いサテライトサイト(それもスパムサイトではなく、ちゃんとテーマのあるサイト)を開設したり、大枚はたいたSEO対策が失敗に終わったり、時にはGoogleペナルティを食らうなど、エピソードに事欠かない講義内容は迫力満点。非常に参考になった上に元気も頂けまして、とにかく松本さんのネット集客のためなら魂を売り渡しかねない(?)勢いが圧巻な一時でした。

 

 

 

 

続いては、横田氏による本題のSEO講義。前述の通り、Yahoo!とGoogleを対比させるというシナリオが全く狂ってしまいながらも、それでも松本さんの事例をうまく絡めながら、HTMLコーディング、キーワード出現率の影響、そして対GoogleSEOのキモである被リンクとページランクの関連などのレクチャーがありました。

 

なお、今回この記事の作成にあたってマインドマップも作成してみました。よろしかったら参考までにどうぞ。