最近は、ネットブックの普及や互換ソフトの登場で、割合は減ってきたものの、今でもまだまだMSオフィスが標準搭載されているPCは多いです。
そんなMSオフィス搭載PCのセットアップを行う際、MSオフィスのライセンス認証を行う必要があります。
このライセンス認証は、Word・Excel・Outlookのうちどれか一本で行えば良いので、一番起動の早いExcelで行うケースが多いようなのですが、私はあえてOutlookで行うようにしています。
なぜOutlookで行うかといえば、Outlookは使われるケースが少ないソフトだからです。
大抵の場合メールの送受信にはOutlookではなく、OutlookExpressや最近ではWindowsLiveメールといったWindowsに標準搭載されているメールクライアントを使用するケースが多いですよね。
なので、Outlookを立ち上げて、ライセンス認証を行ない、その際に「Outlookを通常使用するメールクライアントに設定するか」確認のダイアログボックスが開くので、ここで「いいえ」を選択します。
この作業を行う事で、何かの拍子にOutlookが通常使用するメールクライアントに変更されてしまうトラブルを減らす事ができます。
実際、OutlookExpressをメールクライアントに使用していたマシンが、誤ってOutlookを起動させて、そのまま通常使用ダイアログボックスで「はい」をクリックされてしまったために、メールの送受信ができなくなり(Outlookにはメールアカウントの設定がされていない訳ですから当然送受信できませんよね)、クレームになった事例があります。
そういった訳で、MSオフィスのライセンス認証はOutlookで行うのが合理的であると考えます。
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IP電話不具合時の対処方法
光回線やADSLには実質標準付属サービスのIP電話。このIP電話の導入時にもトラブルが発生するケースもあります。
ここでは、
- 携帯電話への発信ができなくなった
- 一部固定電話からの着信ができない
この2点について、説明いたします。
1. 携帯電話への発信ができなくなった
IP電話導入後、着信は問題ないのに携帯電話への発信のみができなくなる、というケースがあります。
この原因は電話機自体の設定によるものです。
電話機の中には「080」「090」から始まる電話番号(つまり携帯電話の番号ですね)に電話をかける際に、電話番号の頭に「0033」や「0036」といった番号を自動的に付与して、携帯電話への通話料金を節約する機能を持っている機種があります。
この「0033」や「0036」といった番号は、IP電話回線では認識しないため、携帯電話に繋がらないという訳です。
なので、電話機のこの機能をOFFにしましょう。OFFにする方法については、残念ながら各機種で異なりますので、ここでの説明は割愛させて頂きます。ゴメンナサイm(__)m
なお、私が設定を行う場合、携帯電話への発信テストも行っています。
2. 一部固定電話からの着信ができない
Yahoo!BB ADSLを使用している場合に起こりうる現象です。通常Yahoo!BBではモデムと電話機を下図のように接続します。この場合は、特に着信に問題はありません。
一方、下記のような配線方法もあります。通常の接続方法との違いは、電話機とモデム接続せずに、モジュラージャックからスプリッタ(音声信号とADSL信号を分離する機器)でモデムと電話機を分岐させています。
このような配線を行なう事で、電話機とNTT回線が直結される形になりますので、発信・着信ともにBBフォンではなく常にNTT回線経由となります。
BBフォンは使いたくないというケースでは、このように配線を行う事ケースがあるようです。
しかし、このような配線を行うと、BBフォンからの着信ができなくなる場合があるケースがあるようです。
なので、知人や取引先等がBBフォンを使用しているなど、BBフォンからの着信がありうる電話の場合は、このような配線は避けたほうが無難です。
なお、一番目に掲げた配線図でも、最初に「0000」をダイアルしてから発信すればNTT回線経由の発信が可能です。
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新規にADSLの契約をして、自分で設定したが繋がらない 場合の対処方法
まず、ご存知のとおり、ADSLはベストエフォート型のサービスです。
「快適にインターネットが使えるようできるだけ努力はするけど、繋がらなかったらゴメンね」というサービスです。
なので、ADSLが開通しても繋がらないケースは意外と多くあります。
原因としては、
- 電話局から離れている
- 電話回線に電話機以外の機器を繋げている
- 建物内の電話回線が複雑・NTT以外の回線を使用
- 原因不明(^^;
が挙げられます。では、順に説明いたします。
※ なお、ADSLは開通後、数時間程度は回線状態が不安定な場合があります。「ADSLはとりあえず繋がったけど、たまに切断される」という場合も、少し様子を見ましょう。
1. 電話局から離れている
これは有名な原因ですし、恐らくはADSL回線の契約時にチェックされるはずですが、電話局から距離が離れるほどADSL信号は減衰しています。
これは伝送損失(dB)という単位で表されます。あくまでも主観的な目安ですが
- 30dBを超えるとYouTube等動画はちょっと厳しい
- 50dBを超えるとネット自体が繋がるかどうかはギャンブル
となるようです。
ただ、これはあくまでも主観ですし、他の要因も絡んできますので、目安として捉えて下さい。
電話局から遠くなるほど、繋がりにくくなる傾向があるのは事実ですが、「隣の家はADSLが快適に使えているのに、ウチは全く繋がらない」というケースもありますので・・・・・。
なお、伝送損失の数値については、電話番号を入力することで下記サイトにて確認できます。
http://www.ntt-east.co.jp/line-info/
2. 電話回線に電話機以外の機器を繋げている
- BS・スカパー・地デジ等の双方向通信システム
- セコム等の防犯システム
- 電話機がドアホンを兼用している
- 1本の電話回線に複数の電話機を繋げている
- 電気・ガス・水道等の自動検針システム
といった機器が電話回線に接続されている場合、ADSLを妨害している可能性があります。可能であれば取り外してください。
とは言うものの、ドアホンの場合、ドアホンの回路が電話線と一体化して建物に埋め込まれていて、物理的に撤去が難しいケースもありますので、その場合は光を検討したほうが良いかも知れません。
一番最後に挙げた自動検針システムは、新潟市内に限って言えば、プロパンガス事業者が導入しているケースが若干あるようです。
私が経験した中では、北区のお客様でプロパンガスの自動検針が入っているために、ADSLが繋がらなかったという事例があります。
3. 建物内の電話線が複雑・新電電の回線を使用
例えば、
- かつて電話回線を2回線契約したが、今は1回線のみ契約。しかし、電話線自体は2本とも残っている
- かつて新電電を契約。今はNTT回線だが、新電電時代に設置した分配器(?)がそのまま残っている
といった若干ワケあり(?)な環境も要注意です。光を検討したほうが無難かも知れません。
また、KDDIメタルプラスやソフトバンクテレコムおとくラインといった新電電の回線はADSL対象外です。
(さすがにYahoo!BBに関しては、おとくライン向けADSLサービスが用意されているようですが)
4. 原因不明
それでもどうしてもADSLが繋がらない場合が稀にあります。ここまで来ると、ADSL事業者と相談のうえ、個別対応という形になります。場合によっては有償となるケースもあります。
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インターネットが繋がらなくなった時の対処術
色々と原因がありますが、比較的復旧が容易な原因としては
- モデムのトラブル
- 無線LANルータのトラブル
- PC側の無線LANスイッチがOFFになっている
といった点が考えられます。以後順に説明いたします。
1. モデムのトラブル
電話機にの近くに縦置きで弁当箱程の大きさで、ランプが数個付いている機械があるはずです。その機械のコンセントを一度抜いて、一呼吸置いてから再びコンセントを挿し、10分ほど待ちます。これで直るケースは結構多いです。落雷等ノイズの影響でモデムの調子がおかしくなった場合は、大抵これで復旧します。
2. 無線LANルータのトラブル
モデムの隣に無線LANルータという同じく縦置きの弁当箱大の機械がある場合があります。その場合、モデムと同様にコンセントを一度抜いて、一呼吸置いてから再びコンセントを挿し、10分ほど待ってみてください。
3. PC側の無線LANスイッチがOFFになっている
ノートPCに多いトラブルです。最近のノートPCは無線LANアンテナのON/OFFスイッチが付いている事が多いのですが、このスイッチはキーボードの縁の部分にある事が多いです。スライド式のスイッチのため、持ち運ぶ拍子に無意識にスイッチをOFFにしてしまうパターンが多いようです。
なので、PCの縁にスライドスイッチを探してみて、OFFになっているようだったらONにして数分ほど待ちましょう。(特にVistaの場合は、若干時間がかかるようです)
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インターネットが繋がらなくなった時の対処術
色々と原因がありますが、比較的復旧が容易な原因としては
- モデムのトラブル
- 無線LANルータのトラブル
- PC側の無線LANスイッチがOFFになっている
といった点が考えられます。以後順に説明いたします。
1. モデムのトラブル
電話機にの近くに縦置きで弁当箱程の大きさで、ランプが数個付いている機械があるはずです。その機械のコンセントを一度抜いて、一呼吸置いてから再びコンセントを挿し、10分ほど待ちます。これで直るケースは結構多いです。落雷等ノイズの影響でモデムの調子がおかしくなった場合は、大抵これで復旧します。
2. 無線LANルータのトラブル
モデムの隣に無線LANルータという同じく縦置きの弁当箱大の機械がある場合があります。その場合、モデムと同様にコンセントを一度抜いて、一呼吸置いてから再びコンセントを挿し、10分ほど待ってみてください。
3. PC側の無線LANスイッチがOFFになっている
ノートPCに多いトラブルです。最近のノートPCは無線LANアンテナのON/OFFスイッチが付いている事が多いのですが、このスイッチはキーボードの縁の部分にある事が多いです。スライド式のスイッチのため、持ち運ぶ拍子に無意識にスイッチをOFFにしてしまうパターンが多いようです。
なので、PCの縁にスライドスイッチを探してみて、OFFになっているようだったらONにして数分ほど待ちましょう。(特にVistaの場合は、若干時間がかかるようです)
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A8ネットのアフィリエイトセミナー行ってきました
この土曜日に、ファンコミュニケーションズさん主催のアフィリエイトセミナーに参加してきました。
ツイッターでも軽く呟きましたが、正直参加前は期待してなかったんですよ。
なにしろ私の中では、アフィリエイトのイメージは、
- 数年前は流行ったけど、今となっては枯れた手法
- その頃「アフィリエイトで寝てても月収100万円」的な本が結構出てきて胡散臭い(まぁそれはアフィリエイトに限った話ではないですが)
- そういった本の謳い文句とは裏腹に、毎日ブログを一所懸命更新して、それでやっと月数十円の稼ぎなのが実際のところ
といったネガティブなもの。とは言うものの、A8ネットさん的には初の新潟でのセミナー開催でもありますので、こんな機会はそうそうないと思い、参加させ て頂く事と相成りました。
会場はプラーカ3の駅南会議室KENTO、以前は新大のサテライトキャンパスだった場所ですね。
会場に入ると、既に30人ほどの人が来場済み。でもその割には雰囲気がシ~ンとしてるなぁ。
これだけの人がいれば結構ガヤガヤした感じになりそうなモンだけど、アフィリエイターって草食系な人が多いのかな、と思いましたが、のちの交流会の盛り上 がり振りを見ると、ただ単にその場に居合わせた人たち、お互い誰も知り合いがいなかった状況だっただけのようです。
さて、そんなカンジで臨んだセミナーでしたが、予想を遥かに上回る充実した内容でした。ホント、アフィリエイトってこんなに深かったんだ~、と認識を新た にした次第です。
確かにアフィリエイトって儲からない。講師を務めたアフィリエイトコンサルタント笠井北斗氏も、知人からアフィリエイトをやりたいという相談を受けても 「コンビニでバイトしたほうが儲かるよ」と答えているとの事。でも、その一方でほんの一握りとはいえ、アフィリエイトで儲けている人もいるのも事実。
そんなアフィリエイトで儲けている人って、ただ単にブログ書いてバナー張って、あとはお客さんが買ってくれるのを待つだけ、ではないんですね。
もちろんブログは書きますが、レビュー記事を書いてハイおしまい!ではなく、アクセス解析等で来訪者の傾向を分析し、広告主に、例えば「御社のこの商品は この層のターゲットをメインに販売しているけど、こちらのブログの来訪者動向を見ると、この層にこんなニーズがあるようなので、こういった企画で売ってみてはいかがでしょう」的な提案まで行っているようです。
ここまで来ると、もはやコンサルティングの域に達してますよね。
今回のセミナーでは、新潟で活躍するアフィリエイター、うかさんも登場しましたが、この方も一本のブログ記事から、コンテンツを加筆して独立したWebサ イト(というよりちょっとしたポータルサイト?)に仕立て上げる、なんて本職のWebデザイナー顔負けな事も実践されてるとの事です。
そんな訳で、アフィリエイトは決して過去の手法ではなく、今も進化し続けているという事が分かった事が、私にとって大きな収穫でした。
これで無料セミナーなのは「よっ、A8さん太っ腹」と言わざるをえないです。
ちなみに交流会で隣り合わせになったA8ネットの担当者さんは、もともとアフィリエイト広告主の企業に勤めていたのが「ファンコミュニケーションズの方が 楽しそう」という理由で転職されたのだとか。ブラック企業が騒がれている昨今、社員に好かれている会社ってそれだけで好感度が上がってしまいます。
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朱鷺市フォーラム盛り上がりました
サトウ食品社長講義行ってきました
新潟駅南口の事業創造大学院大学にて「当社の歩いた道」と題した佐藤功氏の講義に参加してきました。
内容的には、題名どおり佐藤食品工業の創業から現在に至るまでの歩みだったんですが、これが山あり谷あり技術革新の話ありマーケティングの話ありと非常に 盛りだくさんな内容でした。
切り餅やご飯など一貫しておコメだけを使った原材料的には非常にシンプルな商品を扱っている同社ですが、そんなシンプルさとは裏腹に技術革新の連続の歴史 でもありました。
切り餅の場合、
最初は日持ちの関係で冬しか販売できなかった
↓
これを密閉して加熱殺菌する事で通年販売できるようになった
↓
しかしそれでは加熱工程で風味が落ちるので、pH調整してレトルト釜で低温加熱する事で風味を向上させた(みかんの缶詰の工法を応用)
↓
pH調整を行うと餅に酸味が残るため完全無菌生産ラインに切り替え
↓
更にその餅を一個一個包装化(この技術が後にサトウのご飯の開発に生きる事に)
といった感じで、その度に生産ラインも大きく変えていったそうです。
(時にはボイラー以外全部入れ替え、なんて事も)
餅という商品自体は変わりなくても、その裏ではこれだけ色々と取り組んでいるとはねぇ~。
なんだかこんな話を聞いていると「餅は餅屋」ってこの会社のためにあるような言葉にすら思えてきました。
そんな事業創造大学院大学の特別講義は来週土曜日も開催されます。
来週の講師は、カレー総合研究所の井上岳久氏。
「ご飯の次はカレーかよ!」と突っ込まずにいられない人選ですが、こちらの方も参加したいと思います。 [separator]
赤プリの取り壊し方法が気になる
先日、閉館が発表された赤坂プリンスホテル。
あの40階建ての新館は取り壊すらしいけど、40階建てのビルを壊すという工事って、一体どんなふうにやるんだろうと気になっちゃいます。
多分日本初ですよね。こんな超高層ビルを取り壊す事例って。
個人的にはTVでよく見る、ダイナマイトでどーんと破壊する工法を期待したいところですが、あの「く」の字形のビルだと垂直に落とすのは難しいのかも? [separator]
ImpressCMS+eguideモジュールの文字化け回避方法
備忘録替わりにここに記載しておきますね。
XOOPS用モジュールのeguide。イベントの申込受付ページの作成にとっても重宝するモジュールでして、申込者一覧のCSVファイルの出力も可能な スグレモノですが、デフォルト設定でこのCSVファイルをExcelで開くと、文字化けしてしまうのが難です。
ネットで調べると、modules/eguide/language/japanese/main.php内の
スクリプトを一部変更すれば文字化けが回避できるとの事なんでしたが、今回XOOPSではなく、ImpressCMS上で、このeguideモジュールを 動かしてみたところ、この方法で回避は出来ませんでした。
で、よくよく考えてみたらXOOPSの文字コードはEUCで、今回のImpressCMSはUTF-8。もしかしたら上記の方法は文字コードがEUCの場 合のみ有効なのかも?と思って探してみたらmodules/eguide/language/ja_utf-8/main.phpがあったので、このファ イル内のdefine(‘_MD_EXPORT_CHARSET’, ‘UTF-8’);をdefine(‘_MD_EXPORT_CHARSET’, ‘Shift_JIS’);に変更する事で文字化け回避できました。 [separator]