CMSとアクセス解析が醸し出す絶妙のコラボレーション |
さて、ここまでWebサイト内の記事を自在に手を加えることのできるCMS、それからWebサイト来訪者の関心を垣間見る事のできるアクセス解析について、説明してきました。
ここでは、その2つを組み合わせたらどうなるかというお話をします。 企業や団体がWebサイトを立ち上げるのは、必ず目的があります。 Webサイト作成のオファーを受けて、その企業様のところへ打ち合わせで訪問すると、今でも往々にしてこのような事を聞かれます。 「SEO対策ってのをやれば、ホームページに人がたくさん来て儲かるんだろ?」 個人的には、この問いかけにはNoと答えます。 まず、Webサイトの目的を明確にする事、これが必要です。 そのためのは「直接Web上で商品を買ってもらう」「資料請求をさせる」といった直接Webサイト来訪者に具体的なアクションを起こさせる方法から「これまでの実績をアピールして信頼度を上昇させる」「自社の好感度を上昇させ、ファンを増やす」といったイメージに訴えかける方法まで様々な手段が考えられますが、それらはすべてアプローチが異なります。 ただ、アプローチは異なっても、Webサイト来訪者が、どんなキーワードで訪れて、Webサイト内のどのページを巡回して、どんな情報を得て、最終的に目的とするアクションを取るような仕組みを構築していく必要があるのは同じです。 と、言ってしまうのは簡単ですが、Webサイト来訪者は元来移り気です。 そこを如何にしてこちらの思惑に即したアクションをとってもらえるようにするか、これは試行錯誤を繰り返すしかありません。 幸いな事に、Webサイトに関しては、試行錯誤を支援する仕組みがそろっています。 タイトルにもある、PDCAサイクルに即して言えば、
と言い換えられるでしょう。 |